INTEGREX i-200H ST
写真)INTEGREX i-200H S オプションを含む
フルオートメーションに対応し、製造プロセスを一新する次世代複合加工機
- 機械本体正面のフラットデザイン化により、多関節ロボットや素材ストッカなど周辺機器との接近性・連携性が大幅に向上
- 大きな加工エリアの確保と旋削主軸の高馬力化、機械構造の高剛性化を実現
- AI、デジタルツイン、自動化に対応する新型CNC装置MAZATROL SmoothAiを搭載
ワーク干渉を抑えるコンパクトミル主軸
大きな加工エリアを確保新規設計したコンパクトミル主軸(標準仕様)は従来ミル主軸より全長を17%短くし、加工範囲を一段と広げるとともに干渉領域を削減。 |
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高精度
B軸 ローラギアカム方式
剛性に優れたローラギアカム方式を採用。バックラッシをなくし、高精度かつ高効率な加工を実現します。B 軸スケールフィールドバックを標準装備しているので、0.0001°高精度割出しが可能です。
C軸 全周ディスククランプ機構
強力で均等な保持力を持つディスククランプ方式により、高い形状精度をもたらします。第 1 主軸は 0.0001°高精度割出しが可能。補正も0.0001°単位で入力でき高精度位置決めが可能です。
直線軸 ローラガイド採用
高速性、耐久性、長寿命を達成するとともに、繰り返し行われる高速位置決めへの対策が万全であることにより、長期にわたる信頼性の高い加工とメンテナンスフリーを実現します。
下刃物台
下刃物台の装着でミル主軸を使ったバランス加工や、左右の旋削主軸を使った2個同時加工ができるため、加工時間の短縮が図れます。
旋削仕様 下刃物台
12角ドラムタレット採用。多彩な旋削が可能。
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回転工具仕様 下刃物台 (オプション)
新型ミル工具の採用により、さらなる生産性の向上を実現。
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自動化
バーフィーダ取り付け対応
棒材を供給するバーフィーダの取り付けが可能。
バーフィーダスケジュール機能(オプション)により変種変量生産や、セット生産に対応します。

画像はINTEGREX i-450H ST
TA (TURN ASSIST)
煩雑なロボットティーチング作業を不要とした旋盤用の自動化システムです。
産業用ロボットとストッカ、専用ソフトウェアで構成され、素材の搬入から完成品の搬出までを自動化します。

画像はINTEGREX i-450H ST
ガントリーローダシステム
独自の構造を採用することで全高のコンパクト化やワークのロード / アンロード時間の短縮を実現しました。
ワークコンベアを機械左側にも設置でき、機械を複数台連結することも可能です。

Mazak AUTO FLEX CELL
自走式多関節ロボットと各種ストッカを、機械正面にコンパクトに配置し、 ワークの搬入出、チャック爪供給、特殊ツール交換など、さまざまな段取り作業の自動化を実現します。

画像はINTEGREX i-450H ST
次世代マザトロールCNC装置

製品仕様
仕様 | Bed Length - 850U mm | |
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能力・容量 | 最大の振り | 600 mm / 23.62 in |
最大加工径 | 600 mm / 23.620 in | |
棒材作業能力 | 65 mm / 2.6 in | |
最大加工長さ | 850 mm / 33.460 in | |
第1主軸 | チャックサイズ | 8 in |
主軸最大回転速度 | 5000 min-1 | |
第2主軸 | チャックサイズ | 8 in |
主軸最大回転速度 | 5000 min-1 | |
ミーリング主軸 | B軸割り出し範囲 | 240° |
工具収納本数 | 38 | |
主軸最大回転速度 | 12000 min-1 | |
下刃物台 | 刃物工具本数 | 12 |
移動量 | X軸移動量 | 535 mm / 21.06 in |
X2軸移動量 | 210 mm / 8.27 in | |
Y軸移動量 | 210 mm / 8.27 in | |
Z軸移動量 | 900 mm / 35.43 in | |
Z2軸移動量 | 900 mm / 35.43 in |